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地震対策を考える その1

1月17日で阪神淡路大震災が発生して15年が経ちました。1月12日にはハイチでM7.0の地震が発生し想像を絶する死傷者数の報告がなされそうです。

当地長岡でも、2004年の中越地震、さらに2007年には中越沖地震に見舞われました。地震大国日本。いつどこで、地震が起きてもおかしくありません。

 たとえ、家屋の倒壊を免れても、家具などの家財道具が凶器となって人を傷つける。なんとしても避けたいものです。

 阪神大震災での家具による被害状況調査によりますと、最も倒れやすいものは本棚、次に食器棚、和ダンスであったそうです。また家具の配置上、寝室と子供部屋の家具の転倒が高かったと報告されています。(阪神大震災住宅内部報告調査研究会)

 本棚などの大型の家具は壁面にしっかりと固定しましょう。家具の固定方法は転倒防止用金具を使用するのが一般的です。

L型アングル
L型アングル

 様々な金具がありますが、一般的な方法は、スチール製のエル型の金物を使って本棚の上面と壁面をネジで固定する方法です。その際注意しなければならない事は、充分な強度のある芯材、下地材に適度な長さのネジを取り付けることです。もし、壁面が石膏ボードや塗り壁の場合は下地を探さなくてはなりません。どうしても個人でできない場合には、専門の方にお願いしましょう。

また、家具を頻繁に移動する場合は着脱式の金物などもあります。状況に応じた転倒防止金具を選んでください。

 家具の転倒防止について、ぜひ考えてみ下さい。

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