暮らし楽しむ片づけを伝える新潟県長岡市ライフオーガナイザー大滝愛弓です。
先週末、新潟市の坂井東小学校の「防災キャンプ」の一部に参加させていただきました。
新潟市防災課の方々と一緒に、NPO法人ワーキングウイメンズアソシエーション(WWA)メンバーと、
オリジナルの「防災ポケットメモ」を活用して、災害発生時の行動について家族で具体的に話し合い、
災害への備えを考えるきっかけにしていただくための講座を開きました。
防災意識の高い地域の方々と学校が連携した防災キャンプは、自宅近くの公園など集合場所から
学校まで歩くことからスタート。
体育館で、防災について体験しながら学び、災害食を食べて、1泊して避難生活を体験するスケジュール。昼食は、地元の野菜が入った温かいそうめん、優しい味でした。
コーディネーターさんから、卒業生がこのキャンプに関わっていること、手伝いながら成長していく様子を教えていただきました。
コーディネーターの方々の、子供たちへのかかわり方はとても勉強になりました。
子供たちと地域の方々地域の方々の、普段からのつながり・・「キョージョ(共助)」が育まれていくんですね。
そして、自分の命は自分で守る!「ジージョ(自助)」の意識も高まったキャンプ・・・新聞紙で作るスリッパは、私も家で作ってみたいと思いました。
この日のキョージョ、ジージョのダンスはキレキレで、子供たちに大人気でした。
災害時、家族が離れ離れだったら、どこで待ち合わせしますか?
お家で話したことがある子は、スラスラと記入していました。
お家で話したことがない子供たちは、「学校かな?公園かな?」と自分で考えて記入します。
待ち合わせ場所は、鉄棒の横とか、プールの入口とか細かく、
そして、時間も決めましょう。
大きな災害の場合、すぐに家族と合流できるとは限りません。
時間を決めないと、一日中待っていなければいけなくなります。
防災ポケットメモを広げながら、家族で災害時のことを話し合ってもらえると思います。
非常持ち出し袋の準備はできていますか?
WWAの防災士の方が考えた「100円ショップで揃えられる非常持ち出し品」を紹介しました。
アルミブランケット、給水袋、携帯トイレ、ホイッスル、シーチキン(こよりでランプになる)、サランラップなど・・
私も、自分で家族分の一時持ち出し品、備蓄品を用意しています。
こだわって揃えたので、一人分5,000円くらいかかりました。
命を守るためには必要な金額と思いますが、100円ショップで揃えることから始めてもいいと思います。
トイレも使ってみましょう・・・慣れないとうまく使えないと思いました。
私は、父母たちには紙パンツをすすめたいと思いました。
夏休みもあと少し。
お子さんと非常持ち出し品を揃えて、玄関など避難経路のすぐ手にとれる場所に置いてください。