二級建築士 インテリアコーディネーター
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会
マスターライフオーガナイザー(協会認定講師)
CLO(サーティファイドライフオーガナイザー)
CDスペシャリスト(慢性的に片づけられない方をサポート)
ADHDスペシャリスト(ADHDにより日常生活に支障がある方をサポート)
福祉住環境コーディネーター 整理収納アドバイザー1級
認定心理士
大滝 愛弓 (おおたき あゆみ)
部屋の片づけから、整理収納計画、インテリアコーディネートまで、トータルでサポートします。
【講師実績】
【平成30年】
【プロフィール】
静岡県出身、結婚を機に長岡市へ。
高齢者の方の住宅改修、住宅・マンションのインテリアコーディネート業務を担当。
住宅改修・特注家具の設計の中で、20年整理収納に関わる。
2級建築士・インテリアコーディネーター・福祉住環境コーディネーター2級
【ライフオーガナイズに出会うまで】
●引っ越し・模様替え大好き
大学入学で一人暮らしを始めてから結婚するまで、転勤があったわけでもないのに引っ越し6回。
神奈川県と東京都を行ったり来たり。「引っ越し面倒だよね」という人も多いのですが、私は引っ越しを楽しんでいました。
段ボールに荷物を詰めて、新しい部屋に移って、段ボールから荷物を出して、部屋が生活できる空間になっていく・・・何かが変わりそうで心が弾みました。
古くても広いアパート、昭和初期の洋館、お風呂が離れにある貸家・・・とかなり変わった基準で引っ越し先を選んでいました。
結婚してからの引っ越しは1回だけでしたが、模様替えは頻繁にしていました。(家族の驚く顔を見るのが楽しくて・・・)
DIY女子という言葉はまだありませんでしたが、一人で押し入れの中段を外して納戸と合わせてキッチンに改造したこともあります。
●建築業界へ
特注家具の設計施工をしていた主人の仕事を手伝っていましたが、自分の仕事の幅を広げたいと思い、関連するインテリアコーディネーターの資格を取りました。
専門外でしたが、経験を積むうちに建築の分野に興味を覚え、2級建築士の資格を取ったのは、長男が小学4年生、次男が保育園の時でした。
子供がいたので時間の調整が大変でしたが、子供がいたから頑張れた部分もあったと思います。
私が担当したのは、高齢者の住宅改修とそれに伴うリフォームでした。
ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、理学療法士・作業療法士の方々と、どうしたら自宅に戻って自立した生活が送れるか、
介護をするご家族の負担が減るかを話し合いながら工事を進めていくことにやりがいを感じました。
中には、旅行に出かける朝に、階段から落ちて大腿骨を骨折して、そのまま長いリハビリ生活に入った方もおられました
義父が脳梗塞で倒れたこともあり、家の環境を整えることで、QOL(生活の質)が上がることも実感していました。
誰も、いつ介護を受ける立場になるか分からない、誰も好んで人の世話を受けているわけではないことを感じました。
そして、介護する方の大変さも・・・。
住宅改修の打ち合わせに伺うと、床に置かれた荷物が通路をふさいで、出入りが難しいお宅、その荷物が危険の要因になっているお宅もあります。
住宅改修の前に荷物を片づけることも少なくありません。長年暮らしていれば、家族も増え、家のモノも増えてきます。
安全のために通路となる場所だけはモノを置かない・・・これを心がけるだけでも、環境は変わると思いました。
また、新築住宅やマンションのインテリアコーディネートや、特注家具の打ち合わせでは「荷物が多いので、収納はたっぷり欲しいです」とおっしゃる方が多いのですが、
収納場所がたくさんあればすべて解決するわけではないと思っていました。
でもそれをうまく伝えられないでいました。
●ライフオーガナイズという考え方
そんな時に「整理収納アドバイザー」という資格を知って、お客様への提案にも役立つだろうと勉強を始めました。
そしていろいろ調べていくうちに「ライフオーガナイズ」に出会いました。
片づけに王道はなく、人それぞれに合ったやり方がある。これを聞いたときにうれしくなりました。
家族を含め、私のまわりはきちんと片づけられる人が多く、私は小さいころから「だらしがない」と言われてきました。
出しっぱなし、使いっぱなしの子と親に言われました。自分のタイミングで、しまいたいだけなのに・・。
決して部屋がゴミだらけとか、床にものがあふれて足の踏み場がないというわけではないのに・・です。
結婚してからは、夫に言われました(^_^;)。
洋服も畳まなくていい。丸めてポイ、吊るすだけの収納など、自分がやりやすい方法でいいという考え方が新鮮でした。
私の心地いい空間と家族の心地いい空間は同じではないのです。こんな当たり前のことに気づかないでいました。
違って当たり前なのに・・・。
それで、主人と二人暮らしになった今は、主人のやり方に合わせたと見せかけて、私のテリトリーは私流。
時々チェックが入りますが、「違って当たり前」を知った今は、笑顔で対応できます。
でも、実はこの違って当たり前を先に感じてあきらめたのは主人かもしれません。。。。
●ライフオーガナイズを知って、子供との関わりが変わりました
そして、自分の子育ても振り返ることになりました。
中学生まで、反抗期もあいまって学校でも散らかし放題だった子供に、「人の迷惑になるからちゃんと片づけないと・・」と自分のことは棚に上げて怒っていた私。
片づけ方は、自然と身に付くもの思い込んでいましたが、決してそうではありません。
もし、その時ライフオーガナイズを知っていたら、片づけのプロセスのどこでつまづいているのかを一緒に考えてあげられたのにと思います。
そうしたら、反抗期の息子との関係も変わっていたかもしれません。
片づけは、上手に使うと親子のコミュニケーションのきっかけになると思います。
子供が何に興味を持って、どんな価値観で、何を大切に思っているかを知ることができます。
子供にも、理想の空間や好みの空間はあります。
そして、環境が人を作ります。環境が人に影響を与えます。
私は、その点では失敗したかもしれませんが、大学生になった子供たちと、遅ればせながら片づけをキーワードにコミュニケーションしています。
でもなかなか身につかない・・・小さいころに今のような会話ができていたら・・と思います。
モノの片づけは、情報や時間の管理にもつながるスキルなので、大人になるほど必要になります。
学生時代も含めて学習塾の講師を10年ほどしていました。手取り足取りの塾、子供の自主性に合わせる塾の両方に勤めました。
一長一短ありますが、自分で目標を設定して、到達するまでのスケジュールを自分で作れるようになったほうが、勉強の楽しさを感じられると思います。
スケジュールが組めるということは、アプローチの方法が分かっているということだからです。
片づけから脱線してしまったようですが、片づけも同じだと、ライフオーガナイザーの講座を受けた時に思いました。
片づけは順番が大切なのですが、どの段階が自分は苦手なのかを知ることで、対策をたてて、自分流の片づけ方を見つけていきます。
片づけのどの部分が苦手なのか・・・、どんな片づけ方が向いているのか・・・。
●ズボラな私でもできる片づけ術は、誰でもできる
インテリアコーディネートの打ち合わせの中で生かそうと思い学び始めた整理収納ですが、
このライフオーガナイズの考え方を伝えたいと思いが強くなり定期的に講座を開くことにしました。
私のように子供の片づけについて悩んでいる方、家族の片づけで悩んでいる方、そしてシニア世代の方に伝えたいと思いました。
特にシニアの方には、体の変化に合わせて、整理収納方法を変えていくことを伝えたいと思っています。
伝えるだけでなく、ご自分でできない方のお手伝いも、もっともっとやっていきたいと思っています。
私は二人姉妹で、静岡に両親が二人で住んでいます。年に数回しか帰ることができません。
両親はこの世代には珍しく、不要なモノを捨てられるタイプなので、モノが増えて困ることはありません。(小さい家なのでモノは増やせないという事情もあります。)
でも、これから先のことを考えると、健康面や家の様子を気を付けてみていかなければと思っています。
家の中の安全チェックは定期的に必要です。
捨てることから始めない、無理をしない「整理・収納・お片付け」で、毎日をラクに楽しく暮らす。
そんな片づけを知っていただき、毎日の暮らしを楽しんでいただけるように、お手伝いをさせていただきたいと思っています。
また、自分で片づけようとしてもうまくいかない方の片づけをサポートしています。
●店舗・オフィスのオーガナイズ
毎年講座でうかがっていた方からのご依頼で
整理収納の社内研修を担当したことがきっかけになり
■店舗やバックヤード、オフィスの整理収納についての研修
■オーガナイズ作業
に伺っています。
旅行代理店、個人医院、物販店、個人オフィスなど業種は様々ですが
社員の方々に
「片づけが生み出す効果」と
「片づけの時間を仕事時間と考える」
意識が浸透すると、店内・社内が変わります。
お気軽にお問い合わせください。